キッズ・ティーン留学とは?超分かりやすく解説します【最新版】

「子どもを、一人で海外に行かせても大丈夫なのか」

このページを開いた方の多くが、最初にこれを調べています。

答えから言うと、安全に送り出せます。カナダやオーストラリアでは、24時間スタッフが常駐している学校のプログラムがあり、航空会社は5歳から子ども一人での搭乗を受け付けています。出発の空港から到着地でお迎えの方に引き渡されるまで、ずっと係員が付き添います。

ただ、大人の留学とは必要な手続きがまったく違います。同意書、後見人、福祉手配。聞いたことのない言葉が急に出てきて、そこで手が止まる方が多いです。

このページでは、何歳ならどの形が合うのか、いくらかかるのか、いつ何を準備すればいいのかを順番に書きます。

このページの内容まとめ

この留学方法を分かりやすく解説

キッズ・ティーン留学とは、お子さんが一人で渡航して、カナダやオーストラリアの学校で英語を学ぶことを言います。期間は1週間から選べます。

親御さんが一緒に渡航する必要はなく、お子さんのみ渡航することが可能です。常に学校のスタッフさんがしっかり見守っていてくれるので、日本で安心してお子さんの帰りを待つことができます。

子ども単身でできる留学の種類

形は3つあります。違いは、1日のうちどれくらい英語の中にいるかです。

大学の寮に滞在するドミトリー型は、朝から夜まで、週末もずっと英語での共同生活になります。学校も大学の敷地内にあるので、通学も安全です。3つの中で一番濃く、一番記憶に残る形です。

キャンプ(ホームステイ型)は夏と冬の季節限定で、アクティビティを中心に組まれた特別なプログラムです。日中は学校で過ごし、夜はホームステイの家庭に帰ります。

一般のキッズ英語プログラムは、語学学校への通学が中心です。アクティビティは自由参加で、通年開講なので時期を自由に選べます。

キャンプ(ドミトリー型)

対象年齢:5歳〜18歳
渡航時期:夏季または冬季限定

大学の夏休み/ 冬休み中に広大な大学のキャンパスで英語に触れるプログラム。

プログラム期間中、名門大学の寮に滞在します。週7日、朝から夜までずっと他の生徒たちと一緒に過ごすため、寮滞在ならではの密度の濃い体験をすることができます。

期間 費用(家賃・食費込)
1週間
約 270,000円
2週間
約 488,500円
3週間
約 681,500円
4週間
約 877,000円

ドミトリー型の参考費用はパッケージ料金のため一見高く見えますが、学費だけでなく、寮滞在費と3食の費用が含まれた価格です。また土日もしっかりとアクティビティが組まれているので、とても充実した留学方法になります。

キャンプ(ホームステイ型)

対象年齢:5歳〜18歳
渡航時期:夏季または冬季限定

語学学校が主催する季節限定キャンプに参加するプログラム。プログラム期間中は、ホームステイに滞在します。

期間 学費
1週間
約 154,800円
2週間
約 267,000円
3週間
約 361,800円
4週間
約 461,500円

平日は語学学校で授業を受け、英語を学びます。通常のクラスと違ってアクティビティ(課外活動)が豊富なので、午前中に習った表現をその日の午後に実際に使ってみる、という経験ができます。

一般のキッズ英語プログラム

対象年齢:5歳〜18歳
渡航時期:自由

語学学校が通年で開講している、小中高生向けの英語プログラムもあります。サマーキャンプやウィンターキャンプのように開催時期が決まっていないので、ご家庭の予定に合わせて好きな時期に留学できます。

期間 学費
1週間
約 40,000円
2週間
約 80,000円
3週間
約 120,000円
4週間
約 160,000円

年間を通して未成年を受け入れている学校は限られていますが、留学費用を抑えて渡航できるため、短期でお試し留学をしたい方に人気です。

プログラムを選ぶポイント

年齢だけで決まるわけではありませんが、まずは年齢で大きく絞り込めます。

年齢の目安 向いている形
7歳以下
親子留学
8歳〜14歳
ドミトリー型
15歳〜18歳
ホームステイ型
一般プログラム

小学校低学年のお子さんについては、生活面の自立がまだ難しく、単独で受け入れている学校も限られるため、親子留学のほうが合うことが多いです。

小学校中学年〜中学生はドミトリー型がおすすめ。24時間スタッフがいる環境なので、初めての単独渡航でも負担が少なくて済みます。

高校生は一般プログラムやホームステイ型が人気です。土日の自由時間も多く、現地の家庭に入って生活する経験が合う年齢です。

どのプログラムも、英語がまったく初めてでも参加できます。

未成年の留学で必要な手続き

カナダの場合

親の同意書(Consent Letter)
親が同行しない未成年には、カナダ政府が同意書の携帯を推奨しています。法律上の義務ではありませんが、出入国の審査官、航空会社、カナダ側の当局から提示を求められることがあります。

後見人(Custodian)
17歳未満が単独でカナダに滞在する場合、署名済みの後見人宣誓書、通学先の入学許可書、滞在費と帰国費用の証明が求められます。滞在期間と学校によって扱いが変わるため、申し込みの前に確認が必要です。

オーストラリアの場合

福祉手配(Welfare Arrangement)
18歳未満は必須です。学生ビザ(subclass 500)で渡航する場合、次のどちらかが必要になります。

方法 内容
CAAW
学校が発行する書類
Form 157N
21歳以上の親族を保護者として指名する方法

福祉手配の開始日より前に、オーストラリアへ入国することはできません。ビザ条件の違反となり、ビザ取消の対象になります。

子どもを一人で飛行機に乗せて大丈夫?

結論から言うと、5歳から一人で乗せられます。 年齢に応じて、航空会社が用意しているサービスが変わります。ここではANAの国際線を例に挙げます。

ANA国際線の場合

4歳以下

12歳以上の同伴者と一緒に搭乗する必要があります

5歳〜11歳

チェックインから保安検査、搭乗まで係員が付き添います。機内では客室乗務員がケアし、到着後は係員が到着ロビーまで案内。お迎えの方の身分証と署名を確認したうえで引き渡します

12歳〜16歳

大人と同じ扱いになりますが、チェックインカウンターから搭乗ゲートまで係員が案内してくれます。無料です。

17歳以上

完全に大人と同じ扱いです。

小学生のお子さんは、出発の空港から到着地でお迎えの方に引き渡されるまで、ずっと誰かが付いている状態になります。保護者の方が見送れるのは手荷物検査の入り口までで、そこから先は係員が引き継ぎます。

便を選ぶときに見ておくこと

同日中の乗り継ぎはできますが、1泊を伴う乗り継ぎはできません。

もう一つは12歳の扱いです。12歳になると空港での案内だけになります。乗り継ぎ便を選ぶと、お子さんが自分で入国審査を受け、荷物を受け取り、乗り継ぎゲートまで移動することになります。直行便かどうかは、値段だけで決めないでください。

よくある失敗は、安い航空券を先に取ってしまうことです。お子様一人での搭乗サービスは、ネット上では予約できません。学校を決めた後に航空会社へ電話するのが、正しい順番です。

正直にお伝えしておきたいこと

毎年お伝えしていることですが、1〜2週間で英語力が目に見えて伸びることは、ほぼありません。単語も文法も、1週間で増える量は多くありません。

では何が変わるのか。英語や海外に対する意識です。

英語が「教科」ではなくなる

日本の教室では、英語は点数がつくものです。間違えると恥ずかしいから黙る。

現地では逆です。友達と遊ぶために声をかける、水が欲しいから、間違ってでも先生に言ってみる。英語が、採点されるものから道具に変わります。

この順番が一度入れ替わると、帰国後の感覚が変わります。伸びるのはそこからです。「帰ってきた日に何を話せるか」ではなく、半年後に本人が英語をどう扱っているかで見てください。

世界の広さを、知識ではなく体で覚える

日本にいると、日本の普通が「常識」に見えます。実際に行くと、朝ごはんも、学校が始まる時間も、親との話し方も、肌の色や目の色も違います。そして「違う」ということに、だんだん驚かなくなります。

大人は違いを見つけると理由を説明しようとしますが、子どもはただ受け入れます。この受け入れ方は、あとから練習して手に入るものではありません。

日本人以外の友達ができる、という感覚

一番大きいのは、これかもしれません。

大人になってから初めて海外に出ると、多くの人が「自分は英語ができないから」と身構えます。

子どものうちに、名前も国も違う子と普通に遊んだ経験があると、その前提が最初から作られません。将来どこにいるかに関係なく、外国人と話すときに緊張しないというだけで、選べる道の幅が変わります。

2週間で変わるのは英語力ではなく、この3つです。ここを期待して送り出すなら、行かせる価値は十分にあります。

あまり乗り気じゃなくても大丈夫?

「行きたい」と言っていないから無理、ということはありません。

海外に興味がなかった小学生の2人をサポートしたことがあります。現地でスケートボードをきっかけに意気投合して、すっかりカナダが好きになって帰ってきました。翌年の夏休みも「またカナダに行きたい」と言って、2年続けて渡航しています。

そして今、高校生になってカナダに長期留学しています。

子どもが何にはまるかは、行ってみないと分かりません。英語がきっかけになる子もいれば、スケートボードがきっかけになる子もいます。短期留学は、そのきっかけを探しに行く時間だと考えてください。

注意するべきケース

食べられないものが多い場合。ホームステイは家庭料理です。偏食が強い場合は、食事を選べるドミトリー型のほうが現実的です。

持病があり服薬している場合。学校によっては受け入れの条件が付きます。申し込みの前に必ずお知らせください。伏せたまま渡航すると、現地で対応できません。

いつ、何をすればいいか

時期 やること
8ヶ月前
パスポートの残存期間を確認。
6ヶ月前
学校選定。夏季はすぐ満席になります。
5ヶ月前
申し込みと支払い。
4ヶ月前
航空券を押さえる。
3ヶ月前
同意書の公証、海外保険の加入。
1ヶ月前
持病等の最終共有、連絡先の確認。
1週間前
緊急連絡先を紙に印刷して持たせる。

キッズ・ティーン留学を動画で見る

カナダ・バンクーバーの名門大学UBCで開かれるサマーキャンプの様子です。参加者は寮に滞在し、朝から夜までずっと一緒。数週間で驚くほど仲が深まるので、最終日はいつも涙のお別れになります。

ティーン短期留学の体験談

関連:高校生のオーストラリア短期留学

英語が苦手な高校2年生のSenaさんが、シドニーで2週間の短期留学に挑戦。ホームステイ先での生活、ディスカッション中心の授業、費用のリアルまで。留学を決めた理由から帰国までを本人が語った体験談です。

応募制のサポート「AK留学」って?

ここまで読んで「うちの子にはまだ早いかもしれない」と迷われた方は、一度話を聞かせてください。今行くべきか、もう少し待つべきかから、一緒に考えます。

AK留学は生徒さんの節約最優先!で生まれた 新しい留学サポート。

一切上乗せをせずに、生徒さんと学校との直接契約というスタイルで、正真正銘の完全無料サポートを貫いています。

AK留学は、生徒さん一人ひとりと本気で向き合うため、応募制度を取っています。

お話を伺って合わないと判断した場合は、その理由をお伝えして、別の方法をご提案します。留学しないほうがいい、とお伝えすることもあります。