【完全解説】AK留学が無料でサポートできる理由

私が取材しました!

Yuki

Yuki

大手メディアや雑誌で企画・執筆、またコピーライターとして広告コピーの制作や、ライティングの講師も務める。現在はカナダでAK-Mediaのマネジメント・編集を務める。

「留学エージェント 無料」「留学 無料」と検索すると様々な企業がヒットしますが、“サポート料”と言われる項目は無料でも、仲介・代行手数料などで最終的には支払いが発生してしまうことがほとんど。

そんななかで、AK留学サポートは何も上乗せをせずに生徒さんと学校との直接契約というスタイルで正真正銘の完全無料サポートを貫いています。

筆者である私もAK留学生の1人で、サポート料を一切払うことなく実際にCo-op留学を実現させて現地で生活をしています。

今回は代表のAK(Akaneさん)に、なぜ無料でサポートができるのか?どうして無料サポートなのにビジネスとして成り立っているのか?について、詳しくお話を伺いました。

YUKI:私もAK留学サポートを受けて留学した生徒の1人ですが……AK留学、本当に無料ですよね。

公式サイトでも紹介されているように、学校から発行された請求書をもらって、Wiseを使って直接学費を学校に送金しました。

実際にカウンセラーのShioriさんから届いたメール。AK留学サポートからではなく、学校発行の請求書のみ受け取っています。つまりAK留学サポートからの請求は0円で、請求書もありません。

AK:はい、本当に無料です!
生徒さんからは一切サポート料を受け取らないので、 私たちから請求書を発行することもないです。

YUKI:「無料エージェント」と謳う会社さんも多いですが……本当に最初から最後まで無料ということは珍しいのでしょうか?

AK:そうですね……ほとんどないです。
「紹介料」や「サポート料」の項目は0円だったとしても、手数料や自社の為替レート、支払い仲介料、高額な保険や割高の航空券など他の項目で追加されて、最終的に見積もりをもらった時には支払いが発生していると思います。

YUKI:なるほど!留学の代行業務の中でもいろいろな項目があって、そのうちのいくつかは無料かもしれないけど、他の項目は有料ということですね。

うーん……でも「無料です」と言われたら全部をひっくるめて0円だと思ってしまいますよね……難しい。

AK:最終的な見積りをいただくまで、手数料などがわからないことも多いので、難しいですよね。

YUKI:逆にAK留学は全てひっくるめて無料なのに、どうして事業として成立しているのでしょうか?生徒さんからの利益は0円ですよね?

AK:そうですね、主に理由は4つあります。1つずつお話ししていきますね!

理由① 学校の業務を一部代行している

AK:少しおさらいになりますが、エージェントさんは、基本的に生徒さんからの仲介・代行手数料などを含むサポート料+契約している学校から紹介料を受け取って運営をしています。

私たちは、仲介業者ではありません。生徒さんからサポート料をいただく契約ではなく、受験の手続きや申請書関係などの学校業務を一部代行する事業をしています。

関連:AK留学サポートの内容とは?

サポート内容の詳細や、留学エージェントとの違いについてはこちらの記事をチェックしてみてください!

YUKI:なるほど、学校の業務を委託されているんですね。始めた当初は、学校とのそういったお話もなかったということですよね?

AK:そうです。最初は学校の皆さんともそういうお話はなかったので、「エージェントでもないのに、この人よく来るな〜」という感じだったと思います(笑)。

そこからどんどん口コミが広がり、サポートの依頼が増えていったので学校側との信頼関係も築けるようになっていって。

「いつもサポートしてくれているので、契約を結びませんか?」と、ある学校職員さんから声をかけていただきました。

YUKI:なるほど、そうやって少しずつ事業になっていったんですね……

AK:ずっと1人でやっていたんですけど、本当にたくさんの学校に何度も何度も足を運んでいくなかで、ありがたいことに契約させていただく学校が増えてきて。カウンセラーさんたちにも入ってもらって、サポートできる生徒さんの数も増えていきました。

YUKI:めちゃくちゃアナログ……!本当に何度も実際に訪問して顔を合わせて、お互いに情報共有してきたんですね。

AK:正直、こんなに大量の学校に訪問をして、常に現地の情報をアップデートしていってる留学サポートは他にないと思います。

私たちのチームは全員バンクーバー在住で、私を含め学校職員経験者も在籍しているので、とにかくキャッチアップが早い!情報量と質の高さは圧倒的だと思います。

理由② フルタイムで働いていた

AK:一番最初にサポートを始めた時、私はカレッジの職員として働いていました。

そこで生徒さんたちからエージェント契約について相談を受けることが多くて、「何かできることないかな」と思って動き始めたことだったんです。フルタイムで働いていたので「事業化しなきゃいけない!」とも思っていなかったですし、完全にボランティアで留学サポートを始めています。

AK:最初から「利益を出すため」が目的ではなかったので、ここがエージェントさんの仕組みと大きく異なる理由ですね。

私たちのように学校からの請求書以外に何も上乗せしないで事業化するのは、他の事業が安定している状態じゃないとかなり難しいと思います。最初の1年間はとくに、ほぼ収益がない状態になってしまうと思うので……。仲介事業の場合は、先に生徒さんから振り込みがあるので、運営費がすぐに確保できる仕組みになっています。

YUKI:「最初の1年間は」というと?

AK:例えば学校から委託料をいただける状態であったとしても、それを受け取るのは生徒さんが学校に学費を送金して、実際に渡航し、修学後になります

YUKI:なるほど、全く収益のない期間が生まれてしまうんですね。留学のカウンセリングを受けたからといって、確実に渡航するとも限らないですし……。

AK:私たちが完全に0円で、収益ではなく生徒さんファーストでサポートを実現できるのは、そもそもボランティアとして始めていたり、現地在住かつSNSでの影響力を持っているという特殊な成り立ちがあってこそです。同じスタイルで留学代行やサポートを実現するのは、かなり難しいと思います。

理由③ 広告費、営業費をかけていない

YUKI:AK留学サポートは、立ち上げ当初からずっと応募制なんですか?

AK:そうです!もともと生徒さんたちからの相談から始まっているので、私1人では全てに対応するのが難しかったことから、応募制を取り入れることにしました。

私たちがサポート料をいただかなくても大丈夫な理由のひとつに、「広告を出していない」というのがあります。

YUKI:たしかに!AK留学の広告って見たことないかも。そもそもリクエストが多くて応募制にしているから、広告を出す理由がなかったのか……。今も何も広告は出していないですか?

AK:何も出してないです!バナー広告も、SNSの広告投稿も。応募が再開したら、私のSNSとAK-MediaのTwitterでお知らせするという感じですね。あとは、営業部がないです。

YUKI:営業マンいないんですか!?

AK:いないんです(笑)。本当にありがたいことに、サポートさせていただいた生徒さんたちからの口コミがどんどん広がっていって、年々応募してくださる方も増えています。1人でも多くの生徒さんをサポートできるようにチームメンバーも増えましたが、今でも広告費・営業費は0円です。

YUKI:OMG……AkaneさんはもともとYouTubeをされていて知名度も高いですし、「ファンも多いからでしょ」って思う方もいるかもしれませんが……。顧客満足度が低ければ、どんなに知名度が高くても継続できないですよね。今の時代、SNSで誰でも自由に感想をシェアできますし。

留学サポートを始めてから5年間の事業拡大が、主にお客さんたち(サポートした生徒さん)からの口コミで繋がっていってるって、本当にすごいことだと思います。

YUKI:私もサポートしていただいた身なので、声を大にしてAK留学をおすすめしたい気持ち、本当によくわかります。こんなに生徒ファーストを貫いて、透明性の高い留学サポートサービスは他にないと思います。

理由④ 不要な仲介・代行をしない

YUKI:AK留学は、渡航後も学校との手続きを一貫して行なってくれますよね。生徒の希望を聞いて学校側に伝えてくれますし、申込書を取り寄せや送付もしてくれる。

エージェントの場合はそのまま支払い仲介をする代わりに、仲介料や代行料の請求が発生するわけですが……実際、学校とやりとしてくださってるのはAK留学なので支払いまで仲介した方がラクじゃないですか?

AK:私たちのラクさやキャッシュフローよりも、生徒さんの節約が最優先で

AK:例えば学校への支払いについても、私たちが仲介することによって生徒さん自身ができることに対して手数料が発生します。

ご自身の口座から学校の口座に振込をするのは難しいことではないと思いますし、エージェントを仲介した場合にも、結局生徒さんはエージェントに振り込む必要があります。現地エージェントの場合は海外送金になるので、学校に直接送金するのと変わらないんですよね。

YUKI:なるほど……たしかに、そうなりますね。

AK:生徒さんの負担を最小限に抑えつつ、個人で手配する選択肢を尊重することで「仲介・代行費用」をカットしています。留学は大きな決断ですし、お金の面での心配もあると思うので、とにかく無駄な費用は一切ナシで!

最安値かつ安心できる留学サポートを考え抜いて、今のスタイルになりました。

YUKI:保険についても、仲介などをせず「いろいろ選択肢がありますよ」とフラットに教えてくれましたよね。

AK:そうですね!保険は、特に大事な情報です。海外に行く=数十万円する保険に加入必須!というイメージがあるかもしれませんが、バンクーバーでは留学生でも「政府医療保険・MSP」に加入することができます。

MSPは日本で言う国民健康保険のようなもので、現地のカナダ人は皆さん加入しています。留学生の保険料は月に$75で、医療費が無料なんです(ワーホリビザの場合は保険料自体も無料)。

関連:州政府の保険MSPって?

カナダのBC州の医療保険、MSPについて解説します。BC州での留学やワーホリ検討している方は必見です。

AK:エージェント利用の場合は、それこそ長期だと数十万円以上する保険会社を利用しなければいけなかったり、航空会社まで指定されることもあります。バンクーバーにはMSPがあるし、航空券は今の時代、個人手配でいくらでも安く購入できるのに……

YUKI:えっ、航空会社まで……!

AK:留学に関して、「よく調べてみたら、自分には必要がなかったのに大金を払ってしまった」ということが、本当に多い。「知らなかったから損してしまった」という後悔をしてほしくないので、私たちはフラットに選択肢をお伝えして、生徒さん自身が比較検討して選択できることを大事にしています。

YUKI:どうして、生徒さん自身の選択を尊重するスタイルを選んでいるんですか?

AK:もちろん、一番安い方法を生徒さんにお伝えしたいという思いから。というのもありますが……留学は、人生の転機となる大きな挑戦だと思います。

だからこそ、自分で選んで自分で決めてきたという納得感がすごく大切なんじゃないかな、と私たちは思うんです。

AK:今の時代、情報が溢れすぎているからこそ調べるのがすごく大変だったり、調べるほど何を信じていいか分からない状態になりやすいですよね。

私も海外に行きたいな〜と思っていた時、「信頼できる情報が欲しい、でも安く渡航したい」を叶えることの難しさに直面しました。渡航先のことも、学校のことも、日本にいる状態ではよくわからない。

だからこそお金を払ってエージェントさんに一括で代行をお願いするというのも、お金はかかるけど時間の削減にはなりますし、有効な手段のひとつです。

だけど私たちは「お任せする」ではなくて、「生徒さん自身が自分で選んで、カウンセラーと一緒に進む」という時間が与えてくれるものを、大切にしたいと思っています。

YUKI:自分で選んで、一緒に進む……

AK:渡航準備中も、渡航してからも、毎日たくさんの不安や心配があると思います。「本当に大丈夫かな、辞めようかな」「日本に帰りたいな」と思う瞬間だってきっとある。

そういう時に、ひとつ一つの選択を自分自身で積み重ねてきた事実が、「きっと大丈夫」って自分を支えてくれる。

AK:どんな選択にも「本当にこれでよかったのかな、もっといい選択肢があったんじゃないかな」と考える余地はあるんですけどね。

それでも誰かに自分の選択を委ねたのか、全部自分で決めてきたのかでは、きっと心持ちは違うと思うので。

YUKI:間違いない、そうですよね。私も留学中に凹むことたくさんありますが、「自分で決めてここまできたから大丈夫」って言い聞かせて、踏ん張ります。

AK:その力って、すごく大きいですよね。でも全部自分で決めて、ずっと1人で進んでいくのは苦しいし長い道のりに感じてしまう。
だからこそ、どんな選択も(もちろん留学を辞めるということも含めて)、肯定して応援して、一緒に進んでくれるカウンセラーがいるんです。

AK:AK留学サポートは、お客さまとカウンセラーという関係ではなくて、本当に「同志」という感じで、渡航後でもいつでも相談に乗りますし、一緒にカフェに行ったりだとか、とても良い関係でいられていて。実は、カウンセラーはみんな元AK留学生なんです!

YUKI:え!皆さんAK留学サポートの生徒さんだったんですね……!!

AK:そうなんです。「AK留学サポートを利用して本当よかった、次は自分がサポートする側になりたい」と思ってくれているので、本当に親身になってくれます。みんな経験者なので、大変なことや不安も分かり合える。土日祝関係なくいつでもLINEで相談できますし、心に寄り添って、生徒さんファーストで動いています。

ずっと生徒さんと心の距離が近い関係でいられることも、“儲けることを目的として始めたことじゃないから”というのがやっぱり大きいなと思います。

どんな時でも、生徒さんファースト。

これを貫いてきたからこそ、AK留学の無料サポートは実現していました。「カナダに留学してみたい……でも怖い」という思いを抱えたままで、大丈夫。カウンセラーさんが、二人三脚でいつでも一緒に進んでくれますよ。

ライター:Yuki

ライター:Yuki

新卒でウェブメディアの編集部に所属した後、2018年に独立してフリーライターへ。人やモノ・コトの背景にあるストーリーが好きで、インタビューを中心にメディアや雑誌で企画・執筆を行っている。コピーライターとして広告コピーの制作や、ライティングの講師も務める。

2022年AK留学サポートを受け、バンクーバーでのCo-op留学を実現。「伝えることで読者さんの選択肢を増やしたい」という思いから、AK-Mediaで活動を開始した。