バンクーバーの保育士として活動した1年

Miki

AK留学生

カナダ・バンクーバーにて1年間のワーホリで滞在。日本での保育士経験を活かし、現地でベビーシッターやボランティアを経て、バンクーバーの園で正保育士(ECE)として勤務を経験、ブリティッシュコロンビア州の保育士免許を取得。

1. カナダ渡航のきっかけは?

社会人として生活をしている中で、休日を利用した海外旅行が生き甲斐でした。

高校卒業後、工場勤務で社会人としての一歩を踏み出しましたが、やりがいを見いだせず、自分らしく働ける道を考えたことが、保育士を目指すきっかけとなりました。

子どもが好きだったこと、また資格を持って仕事がしたいと思い、保育の専門学校に進学をしました。同時に、別の学校でも国際コミュニケーション学科を専攻し、ダブルスクールで通学しました。

コロナが落ち着き、いいタイミングということもあり、カナダワーホリを決意しました。

2. ワーホリ決断後は、どんな気持ちだった?

海外に住むのがずっと夢だったので、とにかくワクワクしていました!

もともとカナダでは保育士として働こうとは思っておらず、ただ興味はあったので、ボランティアやベビーシッターが現地でできたらなぁとふんわり考えていました。

そのため渡航前には、日本の無犯罪証明書を準備したり、ワーホリビザでは基本、保育に関わるお仕事には制限があるので、いつでもチャンスを掴めるように健康診断を受診して、制限がないビザが発行されるように念のため動いていました。

資格切り替えには費用もかかるので、ここは現地に行って考えようと思い、切り替え手続きはしていませんでした。

3. 現地到着後から、保育士免許切り替えまで、どんな生活だった?

到着後の1ヶ月間は、保育士免許を切り替えようかすごく悩んだ時期でした。

そんな中、ローカルのデイケアでのボランティアに参加する中で、カナダで保育士として働きたい気持ちが大きくなりました。

ボランティアは、語学学校の日本人スタッフさん(子育て中のママさん)から、たまたまお子様と参加したデイケアでのイベントの話を聞いて、その園にDMをして「ボランティアをしたいです」と直談判しゲットすることができました。

ワーホリ中にたくさんの人と出会いましたが、人からもらう情報やコミュニティをいかに広げられるかでお仕事のチャンスや友達の輪の広がりへの影響が大きかったです。

とにかく後悔のないワーホリにしよう!と目標を持っていたこともあり、「やらないで後悔する」ではなく「やって後悔しよう」と思えたのがきっかけでした。

4. 保育士免許切り替えについて教えてください

保育士免許は、手続きをスタートしてから4ヶ月半ほどで切り替えが完了し、郵送で証明書を受け取りました。

免許切り替え中は、ベビーシッターをメインにお仕事をしたり、「Responsible Adult」という資格を取得し、就労内容に制限はありましたが、数週間ボランティアをしていたローカルの園で有給のお仕事をして、経験を積みました。

また、Facebookグループに参加していて繋がった、ローカルの完全英語環境の家庭でベビーシッターを経験し、いくつかの家庭を掛け持ちしていました。

どのご家庭もとても優しく素敵で、自分の保育士としての人生にとって大きな経験となりました。

5. 免許切り替え後は、どんなお仕事をしていた?

プリスクールやデイケアで、フルタイムの保育士として働きたい!と思うようになったこともあり、日系とローカルのプリスクールをパートタイムでの掛け持ちし、お仕事をしていました。

日系のプリスクールには、日本語や日本文化が好きなカナディアンのご両親の意向で登園している子どもたちや、日本とのハーフの子どもたちがいました。

2つの園を経験できたことが、自信にもつながりましたし、ここまで頑張って免許の切り替えをして良かったです。

6. カナダワーホリで保育士、なにが大切だと思う?

とにかく、チャンスを掴むために行動すること!

到着してすぐの語学学校へ通学している期間でも、情報収集とコミュニティを広げる行動に専念(ミートアップ、Facebookでのコミュニティなど)して、実際に紹介や口コミから繋がったものばかりです。

あと、具体的な資格というと、ファーストエイドが必要な園が多かったので、早めに取得してもよかったなと思います。

また、カナダの子どもたちは日本の子どもたちに比べて、自分の気持ちや考えを自由に表現できる環境の中で、のびのびと育っていると感じました。

そして、保育の働きやすさという点でも、カナダにはゆとりがあると実感しました。

日本では保育士1人が見る子どもの人数が多く、年齢によってはカナダの約2倍近くになることもあります。

その点からも、カナダは一人ひとりに丁寧に関わる保育がしやすい環境だと感じました。

7. 大変なことはなんだった?

日本にはない名前の子どもたちが多く、覚えるのが大変でした。

保護者やスタッフのみんなが優しかったので、「もっと英語が流暢で、より密なコミュニケーションがとれたらな」と思いながら仕事をしていました。

8. 仕事以外の時間も、充実した?

週末は基本お休みだったので、休日を利用して国内・国外旅行にたくさん行きました!バンクーバーは自然豊かなエリアなので、ハイキングやスノーボードも楽しみました。

毎日通勤の時に通るカフェの、常連のおじいちゃんと仲良くなって英語を教えてもらったり、バンクーバーに住む日本人の保育士さんの知り合いや、保育で繋がった日本人の友達とは、目標や志が似ているので、週末に会って話をしたりと、日常生活も充実していました。

9. これからの予定は?

これからも私は、保育の道しかないと思っています。カナダでの唯一の心残りは、100%英語環境の園で働きたかったこと。

当時はカナダに残りたいという気持ちもあり、実際に、保育の現場で合計500時間働いたので、1年の免許を5年に更新することもできました。

就労ビザのオファーをしてくれる園を探した時期もありましたが、とりあえず一区切りとして、帰国をすることにしました。

これからは日本で、英語力と経験値を身に付けて、カナダに戻れるきっかけがあったら次はフルタイムの保育士として、また違う環境で働きたいと思っています。

今回、パートタイムとして働く中で、メインティーチャーが不在の際にサブとして入ることが多くありました。複数の園に所属したことで、さまざまな子どもたちやスタッフの方々と関わる機会があり、それがとても良い経験になりました。

次はメインティーチャーとして、クラスの担当を持ちたいと考えています。もしくは、他の国のワーホリで別の国の保育の現場も見てみたいと思いました。

カナダが大好きなので、いつか必ず戻りたいです。

10. 保育ワーホリの感想

やり切りました!毎日充実して楽しかったです。今思うと、夢だったかのよう・・。

「1日も無駄にしなかった」と、自信を持って今言えることが、とても嬉しいです。

また必ず戻ってきます!